5月9日(火) 午 前   「泉州の施設から学ぶ」 ~原子炉の事故とは~

 

 日 時  :  11時から12時15分  岸和田市旭地区公民館 4階 講座室

   講 師  :  京都大学複合原子力科学研究所 三澤 毅先生

 

   講義内容 :  原子炉の事故とは ー原子炉、放射線とはー

 

        ・ 原子力発電が増えた理由

           * 少ない量の燃料で発電することができる

           * 燃料の費用割合が低い

           * 発電コストが低い

        ・ 原子力発電の問題

           * 事故の時大きな被害を及ぼす

           * 放射性物質の問題

           * 使用した燃料の処理の問題

           * 発電所を廃止するときの問題

        ・ 原子炉の安全確保に必要なこと

           * 原子炉を止める➡制御棒を入れる

           * 原子炉を冷やす➡冷却材を確保する

           * 放射性物質を閉じ込める➡何重かの障壁を設ける

        ・ 放射線 γ(ガンマ)線、✕線

           * レントゲン撮影として広く利用

           * 被ばく量➡300mSv(ミリシーベルト)以上だと健康被害の可能性あり

           * 自然放射線➡宇宙線・大地からの放射線・食品、空気から

           * 天然の放射線源➡土壌・花崗岩(御影石)・海水中

        ・ 放射線治療の現状

           * ホウ素中性子補足治療(BNCT)➡ホウ素薬剤BPAを腫瘍細胞に集積させ、そこに中性子を照射し、病巣内部に限局的な核反応

               を起こします。核反応により生じた重荷電粒子は病巣に著しい損傷を与えることが期待できます。

5月9日(火) 午 後  「泉州を知ろう②」 ~山中渓の史跡を訪ねて~

 

 日 時  :  13時から15時 JR山中渓駅

 講 師  :  泉南市ボランティアガイド

 

  泉南市ボランティアガイドさん達の案内の元、山中渓の史跡を探訪した。

 

  立ち寄った場所 :  熊野(紀州)街道・道祖神・山中渓旧庄屋屋敷・山中小学校跡・地福寺、子安地蔵・

              山中神社・山中宿本陣跡