10月24日 (火) 全 日   「2023年度 遠 足」

 

 行き先 : ➀ 近畿大学水産研究所 白浜実験場

         ② 南方熊楠記念館

 

 目 的   : 漁業体験等を通じて大阪湾の漁業の実態を勉強しているが、もっと多様な漁業を知りたく養殖の先駆

      け施設である近畿大学水産研究所を見学することとした。

 

 行 程

 

➀9:00 南海 岸和田駅     出発

②9:15 JR 東岸和田駅 出発

③10:05~10:15 吉備湯浅パーキングエリア

④11:15~12:45 とれとれ市場 昼食と買い物

⑤13:00~14:45 近畿大学水産研究所 白浜実験場 見学

白浜実験場は、1954年からハマチ(ブリ)の小割式網生簀養殖法の研究に着手し、2年後には網生簀での長期飼育に成功しました。また,マダイ、カンパチ、シマアジなどの有用魚種を次々と養殖し、それらを親まで育てて卵を採り、人工孵化して成魚まで育成するいわゆる完全養殖の研究を進めてきました。特にマダイについては、50年間以上、10世代を超える選抜育種が続けられ,成長を約2倍高めることに成功しています。

現在、白浜実験場は海面網生簀および陸上種苗生産施設を備えており、飼育、魚病および育種の3研究室があって、飼育研究室では養殖・種苗生産技術および新養殖魚の開発を、魚病研究室ではウイルス、細菌および寄生虫感染症の治療や予防方法の開発を、育種研究室では全ゲノム解析データの活用やゲノム編集技術の応用など新しい品種改良法の開発をそれぞれ行っています。

                                                     近畿大学ホームページより

⑥15:00~16:00 南方熊楠記念館 見学

 

南方熊楠は、和歌山県が生んだ博物学の巨星。植物学・菌類学者としてのみならず、民俗学の創始者、19才から14年間アメリカ、イギリスなどへ海外遊学、10数ヶ国語を自由に使いこなし、国内外に多くの論文を発表し、日本に「ミナカタ」ありと世界の学者を振り向かせました。天文学、鉱物学、宗教学などにも多くの足跡をのこしています。

 

生涯、在野の学者に徹し、地域の自然保護にも力を注いだエコロジストの先駆けとしても注目されている。

 

 

                             南方熊楠記念館ホームページより

⑦17:45~18:00 紀ノ川サービスエリア

➇18:40   JR東岸和田駅

➈18:50 南海 岸和田駅

 

  すがすがしい天気のもと、大変貴重な体験・勉強をさせていただきました。

 

  行き帰りのバスの中では、ふれあい祭りの歌の練習等を行い有意義な一日となりました。